『鸚鵡（おうむ）：（フランス）』

＊ フランス中部の或る都市の とあるお家の鳥籠に、 たつた一と言口眞似の 出來る鸚鵡が飼はれてた。 出來るといふのは他でもない、 誰れかゞ籠に近寄ると、 すましかへつて大風に、 叱つていふのは次ぎのこと—— ｟誰れだ、そこにゐるのは？ 誰れ …

著者	福士幸次郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
初出	「コドモノクニ」1928（昭和3）年10月号
文字種別	旧字旧仮名
読書目安時間	約2分（500文字/分）
朗読目安時間	約3分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

了（をはり） 上手（じやうづ） 大風（おほふう） 中部（ちうぶ） 呆（あ） 銃（つゝ） 言（こと） 扉（と） 籠（かご） 誰（た） 鐵砲（てつぽ） 怖（こわ） 女中（ぢよちう） 次（つ） 櫻實（ゆずらうめ） 庭（には） 一（ひ） 啄（つつ） 早速（さつそく） 或（あ） 日（にち） 氣（け） 都市（まち） 出（だ） 鐵砲（てつぽう） 例（れい） 百姓（ひやくしやう） 鸚鵡（あうむ） 莓（いちご） 花盛（はなざか） 知（し） 藪（やぶ） 行（ゆ） 胡桃（くるみ） 聲（こゑ） 森（もり） 見（み） 言（い） 言葉（ことば） 試（ため） 貴方（あなた） 足（あし） 路（みち） 辭儀（じぎ） 近（ちか） 近寄（ちかよ） 逃（に） 開（あ） 飛（と） 飼（か） 鳥（とり） 鳥籠（とりかご） 得（え） 一人（ひとり） 丁寧（ていねい） 云（い） 人（ひと） 他（ほか） 來（き） 傍（そば） 出（で） 出來（でき） 叱（しか） 呼（よ） 喜（よろこ） 天氣（てんき） 家（うち） 帽子（ぼうし） 目（め） 御免（ごめん） 忍（しの） 思（おも） 愉快（ゆかい） 手（て） 方（かた） 日（ひ） 朝（あさ） 木（き） 歸（かへ） 氣（き） 熟（う） 獲物（えもの） 獵（かり）

題名が同じ作品

鸚鵡：――大震覚え書の一つ―― （新字旧仮名）／ 芥川竜之介 （著）

鸚鵡：『白鳳』第二部 （新字旧仮名）／ 神西清 （著）