トップ
>
莓
ふりがな文庫
“莓”の読み方と例文
読み方
割合
いちご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちご
(逆引き)
夏は
氷盤
(
ひょうばん
)
に
莓
(
いちご
)
を盛って、
旨
(
あま
)
き血を、クリームの白きなかに
溶
(
とか
)
し込むところにある。あるときは熱帯の
奇蘭
(
きらん
)
を見よがしに匂わする温室にある。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
顔は天使のように、ふっくりして、黄色い
薔薇
(
ばら
)
の感じでありました。唇は小さく
莓
(
いちご
)
のように真赤でした。目は黒く澄んで、どこか悲しみをたたえていました。
ろまん灯籠
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
莓
(
いちご
)
は
藪
(
やぶ
)
に
熟
(
う
)
れてゐる。
鸚鵡:(フランス)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
莓(いちご)の例文をもっと
(5作品)
見る
莓
漢検1級
部首:⾋
10画
“莓”の関連語
苺
覆盆子
“莓”を含む語句
木莓
白莓
青莓
“莓”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
夏目漱石
太宰治