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秕政
ふりがな文庫
“秕政”の読み方と例文
読み方
割合
ひせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひせい
(逆引き)
道誉は、さらに、鎌倉の
秕政
(
ひせい
)
や腐敗ぶりをかぞえたてた。武家幕府の基幹である武家すらも、心ある者は、みな離れてゆくと説いた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兵部に結べば功なきも賞せられ、兵部に抗すれば罪なきも罰せられたと云ふわけで、
秕政
(
ひせい
)
の眼目は
濫賞濫罰
(
らんしやうらんばつ
)
にあつたらしい。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
非常な
怨嗟
(
えんさ
)
の的となっていたうえに、もし彼の
秕政
(
ひせい
)
を指摘して起つような者があれば、主君の権威にかくれて仮借なくその役を逐い罪におとした。
晩秋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
秕政(ひせい)の例文をもっと
(15作品)
見る
秕
漢検1級
部首:⽲
9画
政
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“秕”で始まる語句
秕
“秕政”のふりがなが多い著者
トマス・ロバート・マルサス
山本周五郎
幸田露伴
神西清
吉川英治
森鴎外
菊池寛
与謝野晶子
国枝史郎