トップ
>
煥発
ふりがな文庫
“煥発”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんぱつ
90.0%
くわんぱつ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぱつ
(逆引き)
白昼の刃影、一時にどよめき渡って、月輪の勢、ジリリ、ジリリとしまると見るや、一気に
煥発
(
かんぱつ
)
して
乱戟
(
らんげき
)
ここに泰軒の姿を呑みさった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
高
(
こう
)
は、好意を謝して、半月ほど
逗留
(
とうりゅう
)
していた。その間に、彼の多芸や才気
煥発
(
かんぱつ
)
な質を見たものか、ある日、
董
(
とう
)
が紹介状を書いて
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
煥発(かんぱつ)の例文をもっと
(18作品)
見る
くわんぱつ
(逆引き)
僕の知つてゐた先生は才気
煥発
(
くわんぱつ
)
する老人である。のみならず機嫌の悪い時には先輩の諸氏は暫く問はず、後進の僕などは往生だつた。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平民は実に徳川氏の時代に於て大に其思想を
煥発
(
くわんぱつ
)
したるものにして、族制的大隔離の
余
(
よ
)
を受けて、或意味に於ては高等民種に対して競争の傾きを成し来れるなり。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
煥発(くわんぱつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“煥発”の意味
《名詞》
光り輝くように出現すること。
(出典:Wiktionary)
煥
漢検1級
部首:⽕
13画
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
検索の候補
相煥発
大詔煥発
才気煥発
“煥発”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
小島烏水
南方熊楠
谷崎潤一郎
林不忘
吉川英治
北村透谷
幸田露伴
木暮理太郎
神西清