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『あばばばば』
ふりがな文庫
『
あばばばば
(
)
』
保吉はずつと以前からこの店の主人を見知つてゐる。 ずつと以前から、——或はあの海軍の学校へ赴任した当日だつたかも知れない。彼はふとこの店へマツチを一つ買ひにはひつた。店には小さい飾り窓があり、窓の中には大将旗を掲げた軍艦三笠の模型のまはりに …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1923(大正12)年12月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
羞
(
はづか
)
羞
(
はづ
)
交
(
かは
)
撒
(
う
)
突
(
つつ
)
食
(
くら
)
抛
(
はふ
)
厳
(
きび
)
点頭
(
てんとう
)
南風
(
みなみかぜ
)
銭
(
せん
)
媚
(
こび
)
嬌羞
(
けうしう
)
葡萄
(
ぶだう
)
肘
(
ひぢ
)
荒涼
(
くわうりやう
)
上
(
かみ
)
翌年
(
よくとし
)
忌
(
いま
)
生暖
(
なまあたたか
)
珈琲
(
コオヒイ
)
漆喰
(
しつくひ
)
殊勝
(
しゆしよう
)
図々
(
づうづう
)
咄嗟
(
とつさ
)
吾妻
(
あづま
)
可笑
(
をか
)
南風
(
なんぷう
)
乾
(
ほ
)
頬笑
(
ほほゑ
)
次手
(
ついで
)
見台
(
けんだい
)
此処
(
ここ
)
鰊
(
にしん
)
三笠
(
みかさ
)
燻製
(
くんせい
)
鯡
(
にしん
)
生憎
(
あいにく
)
髭
(
ひげ
)
眇
(
すがめ
)
面皰
(
にきび
)
面影
(
おもかげ
)
竪
(
たて
)
算盤
(
そろばん
)
金線
(
きんせん
)
結
(
ゆ
)
迹
(
あと
)
聊
(
いささ
)
訣
(
わけ
)
覗
(
のぞ
)
半年
(
はんとし
)
如何
(
いか
)
好
(
い
)
夜目
(
よめ
)
多愛
(
たわい
)
外
(
ほか
)
嚏
(
くさめ
)
喉
(
のど
)
咳
(
せき
)
容子
(
ようす
)
刹那
(
せつな
)
円髷
(
まるまげ
)
円
(
まる
)
其処
(
そこ
)
保吉
(
やすきち
)
佇
(
たたず
)
代
(
だい
)
中
(
うち
)
揺
(
ゆ
)
檀那
(
だんな
)
梁
(
はり
)
朦朧
(
もうろう
)
朝日
(
あさひ
)
有無
(
うむ
)
曝
(
さら
)
日暦
(
ひごよみ
)
日向
(
ひなた
)
欄間
(
らんま
)
挙句
(
あげく
)
拵
(
こしら
)
手絡
(
てがら
)
悉
(
ことごと
)
得々
(
とくとく
)
当世
(
たうせい
)
干
(
ほ
)