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多愛
ふりがな文庫
“多愛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たわい
80.0%
たあい
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たわい
(逆引き)
急に今まで感じていた、百万石の勢力が、この金無垢の煙管の先から出る煙の如く、
多愛
(
たわい
)
なく消えてゆくような気がしたからである。……
煙管
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「馬鹿な! もう日が暮れかゝつて居るぢやないか。」と、敬吉は、女の
多愛
(
たわい
)
のない態度を叱責した。
海の中にて
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
多愛(たわい)の例文をもっと
(4作品)
見る
たあい
(逆引き)
さぞすべてがつまらなく、一
向
(
こう
)
に
多愛
(
たあい
)
のない
夢物語
(
ゆめものがたり
)
になって
了
(
しま
)
いそうで、それが
何
(
なに
)
より
気
(
き
)
がかりでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
この
辺
(
あたり
)
に
見掛
(
みか
)
ける
妖精達
(
ようせいたち
)
は
概
(
がい
)
して
皆
(
みな
)
年齢
(
とし
)
の
若
(
わか
)
いものばかり、
性質
(
せいしつ
)
も
無邪気
(
むじゃき
)
で、一
向
(
こう
)
多愛
(
たあい
)
もないが、
同
(
おな
)
じ
妖精
(
ようせい
)
でも、五百
年
(
ねん
)
、千
年
(
ねん
)
と
功労
(
こうろう
)
経
(
へ
)
たものになると、なかなか
思慮
(
しりょ
)
分別
(
ふんべつ
)
もあり
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
多愛(たあい)の例文をもっと
(1作品)
見る
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“多”で始まる語句
多
多寡
多勢
多少
多分
多忙
多人数
多數
多時
多日
“多愛”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
菊池寛
芥川竜之介