“たあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
他愛92.9%
多愛3.6%
耐力3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からくりをぶちまければ、他愛たあいもないことなのさ。砲弾が、ものをいったのは、砲弾の中に、小型の受信機じゅしんきがついていて、わしの声を放送したんだ
さぞすべてがつまらなく、一こう多愛たあいのない夢物語ゆめものがたりになってしまいそうで、それがなによりがかりでございます。
このあたり見掛みかける妖精達ようせいたちがいしてみな年齢としわかいものばかり、性質せいしつ無邪気むじゃきで、一こう多愛たあいもないが、おな妖精ようせいでも、五百ねん、千ねん功労こうろうたものになると、なかなか思慮しりょ分別ふんべつもあり
すると自分が耐力たあいもなく可哀かわいそうになって来て、今にも泣きこぼれそうになるのをじっとみ込むように抑えていた。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)