“耐力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たあい50.0%
たわい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると自分が耐力たあいもなく可哀かわいそうになって来て、今にも泣きこぼれそうになるのをじっとみ込むように抑えていた。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
次第びくに、耐力たわいなく根を抜いて、すっと掻巻かいまきの上へ倒れたらしい心地がすると、ひしひしと重量おもみかかって、うむ、とされた同然に、息苦しくなったので、急いで、刎退はねのけにかかると
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)