“びたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ビタイ
語句割合
媚態91.2%
7.0%
嬌態1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突襟つきえりのうしろ口になり、頸の附根を真っ白く富士山形に覗かせて誇張した媚態びたいを示す物々しさに較べて、帯の下の腰つきから裾は
老妓抄 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
富士びたいで、細い眉、おんもりとした高い鼻、ちょっと酷薄ではあるまいか? 思い切って薄い大型の口、だが何より特色的なのは、一見黒くよく見ればみどり、キラキラ光るひとみである。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
欧風化された女の嬌態びたい、近世のパーシ女に袖を引かれて茶店に出入するのですが、私達日本の男子で印度のフラッパ女に靴の紐など結ぶように命令されて
孟買挿話 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)