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コケツト
ふりがな文庫
“コケツト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蓮葉
66.7%
媚態
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓮葉
(逆引き)
が、それにしても、
蓮葉
(
コケツト
)
な表情、ごてごてした品のない身なり、變に
肉感的
(
センジユアル
)
な姿體には人妻らしい一種の落ち着いた感じは見えなかつた。妾——さうも見られた。
女盗
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
まだお客の掴めない女達は自分達同士の組を拵へて、紅を使つた厚い化粧の毒毒しい顏に
蓮葉
(
コケツト
)
な笑ひを浮べながら、腰の振方に蠱惑するやうな誇張を交へながら、踊の輪の中へ加はつて行く。
ハルピンの一夜
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「カテリイナよ……」と、女は
蓮葉
(
コケツト
)
な聲で輕く答へ返した。
ハルピンの一夜
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
コケツト(蓮葉)の例文をもっと
(2作品)
見る
媚態
(逆引き)
女の全身的に燃え立つた心の火、あるひは
沸
(
たぎ
)
り返る
媚態
(
コケツト
)
を覗くと、毛ほどの隙間とでも言ふか、——兎にも角にも、それは女が意識して自分の全部を覗かせる、恐ろしい角度ともいふべきものでした。
銭形平次捕物控:230 艶妻伝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
コケツト(媚態)の例文をもっと
(1作品)
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