銅羅声どらごゑ)” の例文
黄雲の如き土塵をものともせず、我もまた躍然として人々と共に一群の先鋒に銅羅声どらごゑをあげたりき、これこの古帽先生が其満腔の愛国心を発表しえたる唯一の機会なりし也。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
狼狽らうばい銅羅声どらごゑみだ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)