“さう/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
早々37.5%
匆々12.5%
創草8.3%
蒼々8.3%
然々4.2%
勿々4.2%
匇々4.2%
嘈々4.2%
左様々々4.2%
然様〻〻4.2%
琤々4.2%
鏘々4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄関番書生不作法取扱けると、其処主人迄がいやになる。著米早々始末は、からず僕等不快へた。(四月三日)
検疫と荷物検査 (新字旧仮名) / 杉村楚人冠(著)
私は殆ど一言も口もきかずに、匆々に鍵屋に帰つた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
我国頸城郡米山医王山米山寺は和同年中の創草なり。山のいたゞきに薬師堂あり、山中女人をず。此米山の腰を米山とて越後北海の駅路なり、此古跡多し。
浴槽の一後腦て一爪先て、ふわりとべてる。薄目天井際光線窓る。めく半分と、蒼々無際限大空える。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
申しけれども丁山も餘り度々のことなれば然々工面も出來ず併し母樣が御病氣ならば主人へ願ひ兩人で引取何の樣にも看病致さんうぞして給はれとれて長庵驚愕せしがお安も追々快方なれば近き内に連て來て兩人にして遣りませう金が出來ずば夫でよしとは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見物あれと無理にむる故毎度の然々るも氣の毒と思ひ或日夕暮より兩人同道にて二丁町へ到り其處此處と見物して行歩中常盤屋と書し暖簾の下りし格子の中におときといふ女の居りしが文藏不※恍惚みける佐五郎はやくも見付か文藏に私語其家へ上りしがにて文藏は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
種類と初めより一定不致候十日に一通の事もあるべく一日に十通の事もあるべし、かき鳴らすてふ羽音きか、端書きかて僕が健康の計量器とも被下度候勿々(十三日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
内心には、、さすがにをしたとはないから、村近だけにのうらがい。ために夕飯匇々燒鮒めて、それから野原つたのが、これ十時過になつた。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
に沿ふて猶進むこと數歩、路は急に兩傍より迫れる小丘陵の間にりて、溪聲俄かに前に高く、鏜鏗たる響はた以前の嘈々切々たるに似ず、りつゝも猶進めば、兩傍の丘陵は忽ち開けて
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
『それは奈何も御気の毒なことを。』と言つて、急に高柳は思ひついたやうに、『むゝ、左様々々此頃も貴方と豊野の停車場で御一緒に成つて、それから私が田中で下りる、 ...
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ようございます、今更帰れもせず、提灯を点火ることも出来ませんから、何様せ差して居るのでは無い其の蝙蝠傘をお出しない。然様〻〻
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
山辺の湯といふあり。疝癪の腹痛によし。至てぬるしといふ。〕下の諏訪秋宮に詣り、田間の狭路をすぐ。青稲脚を掩ひ鬱茂せり。石川あり。急流琤々としてに通ず。諏訪湖水面漾々たり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わが最初の寓目の感は如何、われは唯前山の麓に沿うて急駛奔跳せる一道の大溪とに起伏出沒する數箇の溪石とを認めしに過ぎざりしとも、しかもその鏘々として金石を鳴らすが如き音は
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)