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嘈々
ふりがな文庫
“嘈々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうそう
55.6%
さうさう
22.2%
さう/\
11.1%
サウサウ
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうそう
(逆引き)
壮
(
そう
)
な
音色
(
ねいろ
)
、
悲愁
(
ひしゅう
)
な叫び、または
嘈々
(
そうそう
)
としてさわやかに転変する笙の
余韻
(
よいん
)
が、
志賀
(
しが
)
のさざ波へ
微
(
び
)
に
妙
(
たえ
)
によれていった——
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘈々(そうそう)の例文をもっと
(5作品)
見る
さうさう
(逆引き)
五合入りの古鉄瓶に
嘈々
(
さうさう
)
として断続調を成す松風の楽を聴く、この古鉄瓶も又興こそあれ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
嘈々(さうさう)の例文をもっと
(2作品)
見る
さう/\
(逆引き)
溪
(
けい
)
に沿ふて猶進むこと數歩、路は急に
兩傍
(
りやうはう
)
より迫れる小丘陵の間に
入
(
い
)
りて、溪聲俄かに前に高く、
鏜鏗
(
だうかう
)
たる響は
復
(
ま
)
た以前の
嘈々
(
さう/\
)
切々
(
せつ/\
)
たるに似ず、
訝
(
いぶか
)
りつゝも猶進めば、兩傍の丘陵は忽ち開けて
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
嘈々(さう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
サウサウ
(逆引き)
大絃
(
タイゲン
)
ハ
嘈々
(
サウサウ
)
トシテ 急雨ノ如ク
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘈々(サウサウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘈
部首:⼝
14画
々
3画
“嘈”で始まる語句
嘈
嘈閙
“嘈々”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
石川啄木
田山花袋