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嘈々
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さうさう
ふりがな文庫
“
嘈々
(
さうさう
)” の例文
五合入りの古鉄瓶に
嘈々
(
さうさう
)
として断続調を成す松風の楽を聴く、この古鉄瓶も又興こそあれ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
大絃は
嘈々
(
さうさう
)
急雨の如く
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薔薇
(
ばら
)
も咲き、
紫陽花
(
しやうか
)
も咲き、
嘈々
(
さうさう
)
たる川の音絶えざれば、風さへいと涼けきに、人々も我も居心地こよなく好しと喜び合ひはすれど、しかも我が胸の何処かに
猶
(
なほ
)
かくれたる一の心ありて、念々として
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
嘈
部首:⼝
14画
々
3画
“嘈”で始まる語句
嘈
嘈閙