“志賀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しが76.9%
シカ23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなしを——或時あるときとんさんと一所いつしよえたことのある志賀しがさんがいて、西洋せいやう小説せうせつに、狂氣きやうきごと鉛筆えんぴつけづ奇人きじんがあつて、をんなのとはかぎらない
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
志賀しがに居る友達に相談して見るより外に道が無くなつた。牧野まきのさんこそは真実ほんたうに私の力に成つて呉れさうな人だ。私は一週間もそのことを考へた。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
譬へば、宇佐八幡と関係の深い、筑前志賀シカシマの祭りに、人形を船に乗せて、沖に漕ぎ出で、船の上から、海底をノゾかせる式がある。
八幡に関係の深い筑前志賀シカ島の祭りには、人形に神霊を憑らせる為に沖に漕ぎ出て、船の上から海をノゾかせる式をする。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)