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そこ/\
ふりがな文庫
“そこ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
匆々
33.3%
匇々
25.0%
早々
8.3%
倉皇
8.3%
底々
8.3%
早忽々々
8.3%
鼠竊々々
8.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
匆々
(逆引き)
気の毒な盲法師は、
迚
(
とて
)
も自分の手では出来さうにもないといつて、
匆々
(
そこ/\
)
に琵琶をしまつて座を立つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そこ/\(匆々)の例文をもっと
(4作品)
見る
匇々
(逆引き)
昨夜
(
ゆうべ
)
雇
(
やと
)
つた
腕車
(
くるま
)
が二
臺
(
だい
)
、
雪
(
ゆき
)
の
門
(
かど
)
を
叩
(
たゝ
)
いたので、
主從
(
しうじう
)
は、
朝餉
(
あさげ
)
の
支度
(
したく
)
も
匇々
(
そこ/\
)
に、
身
(
み
)
ごしらへして、
戸外
(
おもて
)
に
出
(
で
)
ると、
東雲
(
しのゝめ
)
の
色
(
いろ
)
とも
分
(
わ
)
かず
黄昏
(
たそがれ
)
の
空
(
そら
)
とも
見
(
み
)
えず、
溟々
(
めい/\
)
濛々
(
もう/\
)
として、
天地
(
てんち
)
唯
(
たゞ
)
一白
(
いつぱく
)
。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
そこ/\(匇々)の例文をもっと
(3作品)
見る
早々
(逆引き)
早々
(
そこ/\
)
にして立出れば家主も夫は/\氣の毒千萬と心配しながら諸共に芝札の辻を
指
(
さし
)
て急ぎ
行
(
ゆく
)
に
頓
(
やが
)
て檢使の前へ
呼出
(
よびいだ
)
され長庵に一通り尋ね
有
(
あり
)
て彼の十兵衞の死骸を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
破落々々
(
ばら/\
)
と投付ける故くずや長八大に驚き江戸と云所は恐ろしく子供等までも
人氣
(
にんき
)
の
惡
(
わる
)
い所なりと思ひ
早々
(
そこ/\
)
に田町の
方
(
かた
)
へ
逃出
(
にげいだ
)
し此日もくづをば
買
(
か
)
ひ
得
(
え
)
ずして
歸
(
かへり
)
けるが長八は
親分
(
おやぶん
)
の長兵衞へ
行
(
ゆき
)
右の咄を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そこ/\(早々)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
倉皇
(逆引き)
貞之進は
倉皇
(
そこ/\
)
に立出たがその本に用があるのではなく、二三丁来てから西洋小間物屋の
玻璃戸
(
がらすど
)
を漏る燈影に透し視れば、三世相解万宝大雑書とあるので、自分ながらチェッと舌打して
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
そこ/\(倉皇)の例文をもっと
(1作品)
見る
底々
(逆引き)
出し
呉
(
くれ
)
よと
逆立
(
せきた
)
てられ下女は
慌
(
あわて
)
て
膳拵
(
ぜんごしらへ
)
すれば大膳は食事を仕舞ひ用意も
底々
(
そこ/\
)
に龜屋をこそは出立せり
最前
(
さいぜん
)
の如く江戸の方へは
行
(
ゆか
)
ず
引返
(
ひきかへ
)
して足に
任
(
まか
)
せて
又
(
また
)
上
(
かみ
)
の方へと赴きける主人の徳右衞門は表の戸を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そこ/\(底々)の例文をもっと
(1作品)
見る
早忽々々
(逆引き)
尋ねしが道にて惡き
奴
(
やつ
)
に付られ少しも
油斷
(
ゆだん
)
ならざるまゝ
早忽々々
(
そこ/\
)
に通り拔しがいつごろ此所へ來られしやと
問懸
(
とひかけ
)
られお專は忽ち
涙
(
なみだ
)
含
(
ふく
)
み父は貴方のお泊りありし其年の
暮
(
くれ
)
に
死亡
(
みまか
)
り遂に我家を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そこ/\(早忽々々)の例文をもっと
(1作品)
見る
鼠竊々々
(逆引き)
押戴
(
おしいたゞ
)
きて懷中に
納
(
をさ
)
め何方を當と定め無れど
見咎
(
みとが
)
められては一大事と
鼠竊々々
(
そこ/\
)
に岡山を
立退
(
たちのき
)
けり
偖
(
さて
)
喜内は翌日になり私しの妹花と申者
豫
(
かね
)
て
出家遁世
(
しゆつけとんせい
)
の
望
(
のぞ
)
み有之に
因
(
より
)
止事
(
やむこと
)
を得ず昨夜身の
暇
(
いとま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そこ/\(鼠竊々々)の例文をもっと
(1作品)
見る
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