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溟々
ふりがな文庫
“溟々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めいめい
50.0%
めい/\
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めいめい
(逆引き)
そもそも、汝の宿命は、天にあっては
天間星
(
てんかんせい
)
。地にあっては
草華
(
そうげ
)
の露。人と人との間に情けをこぼす
性
(
さが
)
のものだ。しかし世はまだ
溟々
(
めいめい
)
の
混沌
(
こんとん
)
時代。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
溟々(めいめい)の例文をもっと
(1作品)
見る
めい/\
(逆引き)
昨夜
(
ゆうべ
)
雇
(
やと
)
つた
腕車
(
くるま
)
が二
臺
(
だい
)
、
雪
(
ゆき
)
の
門
(
かど
)
を
叩
(
たゝ
)
いたので、
主從
(
しうじう
)
は、
朝餉
(
あさげ
)
の
支度
(
したく
)
も
匇々
(
そこ/\
)
に、
身
(
み
)
ごしらへして、
戸外
(
おもて
)
に
出
(
で
)
ると、
東雲
(
しのゝめ
)
の
色
(
いろ
)
とも
分
(
わ
)
かず
黄昏
(
たそがれ
)
の
空
(
そら
)
とも
見
(
み
)
えず、
溟々
(
めい/\
)
濛々
(
もう/\
)
として、
天地
(
てんち
)
唯
(
たゞ
)
一白
(
いつぱく
)
。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
溟々(めい/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
溟
漢検1級
部首:⽔
13画
々
3画
“溟”で始まる語句
溟
溟濛
溟也
溟漠
“溟々”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花