“朝餉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あさげ87.7%
あさがれい10.8%
あさがて1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老婆は後庭こうていに植ゑたる百合数株、惜気もなく堀りとりて我が朝餉あさげの膳に供し、その花をば古びたる花瓶にけて、我が前に置据ゑぬ。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
心の水はえ立ッた。それ朝餉あさがれいかまどを跡に見て跡を追いに出る庖廚くりや炊婢みずしめ。サア鋤を手に取ッたまま尋ねに飛び出す畑のしもべ。家の中は大騒動。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)