トップ
>
なかなか
ふりがな文庫
“なかなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
却々
66.5%
中々
19.0%
仲々
9.5%
中中
3.8%
中/\
0.6%
勿々
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
却々
(逆引き)
「ハハ……、あんたも
却々
(
なかなか
)
隅へ置けない。いや、あんたが先の人物さえ保証して下さりゃ、娘をさし上げまいものでもありませんよ」
黒手組
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
なかなか(却々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
中々
(逆引き)
蕗屋も斎藤も
中々
(
なかなか
)
勉強家だって云いますが、『本』という単語に対して、両人共『丸善』と答えた所などは、よく性質が現れていますね。
心理試験
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
なかなか(中々)の例文をもっと
(30作品)
見る
仲々
(逆引き)
おしゃれも
仲々
(
なかなか
)
むずかしく、やけくそになって、ズボンの寝押しも怠り、靴も磨かず、
胴乱
(
どうらん
)
をだらんとさげて、わざと猫背になって歩きました。
おしゃれ童子
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
なかなか(仲々)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
中中
(逆引き)
みればあたりの水は濁り、ひっそりとして彼女のすがたは消え失せたのであったが、水面に浮んだ分の体がちらと光ったままで、かれの視覚にもつれついて
中中
(
なかなか
)
離れなかった。
幻影の都市
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
なかなか(中中)の例文をもっと
(6作品)
見る
中/\
(逆引き)
中/\
(
なかなか
)
に
土間
(
どま
)
にすわれば
蚤
(
のみ
)
もなし 水
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
なかなか(中/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
勿々
(逆引き)
敵の出で来るを恐れては
勿々
(
なかなか
)
軍はなるまじ、その上に
延々
(
のびのび
)
とせば、横山
終
(
つい
)
に
攻落
(
せめおと
)
さるべし。但し此ほかに横山を
援
(
たす
)
けん
術
(
てだて
)
あるべきや。
姉川合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
なかなか(勿々)の例文をもっと
(1作品)
見る
“なかなか”の意味
《形容動詞》
すこぶる。随分。かなり。
(打ち消しの語ともに)容易く。容易に。すぐには。長時間。
《名詞・形容動詞》
かなりの程度。
かなり困難なさま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
なか/\
さう/\