トップ
>
薄目
ふりがな文庫
“薄目”の読み方と例文
読み方
割合
うすめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすめ
(逆引き)
きつい語調が、乳母のつるの語調に、そっくりだったので、私は
薄目
(
うすめ
)
あけて枕もとの少女をそっと見上げた。きちんと坐っていた。
新樹の言葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
千穂子は今は一日が長くて、住み
辛
(
づら
)
かった。
姑
(
しゅうとめ
)
の
膳
(
ぜん
)
をつくって
奥
(
おく
)
へ持って行くと、姑のまつは
薄目
(
うすめ
)
を明けたまま
眠
(
ねむ
)
っていた。
河沙魚
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
玄鶴はやはり
蒲団
(
ふとん
)
の側の褌のことを考えながら、
薄目
(
うすめ
)
に甲野を見守っていた。すると——急に
可笑
(
おか
)
しさを感じた。
玄鶴山房
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
薄目(うすめ)の例文をもっと
(7作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
“薄目”のふりがなが多い著者
国木田独歩
泉鏡太郎
林芙美子
海野十三
泉鏡花
太宰治
芥川竜之介