“荒挽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらび50.0%
あらびき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚いたことにこの漏斗は荒挽あらびきして四年間もらさないと仕上げをしないそうであります。安い品にもこれだけの手間をかける忠実さに心を打たれます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
荒挽あらびきする機械や上下の車輪に張り渡されて非常な速さで廻転してゐる鋭利なリボン鋸や水車のやうに廻転してゐる車鋸や鋸の歯を一本々々金剛砂砥こんがうしやとみがいてゐる人間よりも巧妙なる機械やを
ある職工の手記 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)