“あらび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アラビ
語句割合
60.0%
粗弾20.0%
荒挽20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是故に意志の屈するは、その多少を問はず、あらびにこれの從ふなり、しかしてこれらの魂は聖所せいじよに歸るをうるにあたりてかくなしき 七九—八一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
内大臣は大和琴やまとごとを引き寄せて、律の調子の曲のかえって若々しい気のするものを、名手であるこの人が、粗弾あらびきに弾き出したのが非常におもしろく聞こえた。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
驚いたことにこの漏斗は荒挽あらびきして四年間もらさないと仕上げをしないそうであります。安い品にもこれだけの手間をかける忠実さに心を打たれます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)