“あろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
25.0%
16.7%
16.7%
阿魯8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体何者だろう? 俺のように年寄としとった母親があろうもしれぬが、さぞ夕暮ごとにいぶせき埴生はにゅう小舎こやの戸口にたたずみ、はるかの空をながめては、命の綱の掙人かせぎにんは戻らぬか、いとし我子の姿は見えぬかと
「——かりに眼エが悪いとしたら、このお地蔵さんの眼エに水掛けて、あろたら良うなるし、胸の悪い人やったら、胸のとこたわしで撫でたらよろしおますねん」
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
へい穿きようがあろうございますし、殊に此の節は働きものが多いので、鼻緒が切れるとぐに川の中へほうり込んでしまいますので困ります、沢山入りますから
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
二女足をあろうて何れのけんに逢わん……
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その文異同ある故ふたつながら参酌して書くと、〈阿魯あろ国一名唖魯、西南の海中にあり、その国南は大山、北は大海、西は蘇門荅剌スマトラ国界、国語婚喪等の事爪哇ジャワと相同じ、山に飛虎を出す