あろ)” の例文
たまた荷葉かよう披麻ひますものあり、波浪をあろうてもっず、交替去来、応接にいとまあらず、けだし譎詭けっき変幻中へんげんちゅう清秀せいしゅう深穏しんおんたいぶ。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
二女足をあろうて何れのけんに逢わん……
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)