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洗濯婆
ふりがな文庫
“洗濯婆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんたくばあ
25.0%
せんたくばばあ
25.0%
せんだくばあ
25.0%
せんだくばゞ
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんたくばあ
(逆引き)
と声をかけて裏口からはいって来たのは、日ごろ、寺へ出入りの
洗濯婆
(
せんたくばあ
)
さんだ。腰に
鎌
(
かま
)
をさし、
※草履
(
わらぞうり
)
をはいて、男のような
頑丈
(
がんじょう
)
な手をしている山家の女だ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
洗濯婆(せんたくばあ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せんたくばばあ
(逆引き)
私は一案を
工風
(
くふう
)
し、
抑
(
そ
)
も虱を殺すに熱湯を用うるは
洗濯婆
(
せんたくばばあ
)
の旧筆法で面白くない、
乃公
(
おれ
)
が一発で殺して見せようと云て、厳冬の
霜夜
(
しもよ
)
に
襦袢
(
じゅばん
)
を
物干
(
ものほし
)
に
洒
(
さら
)
して虱の親も玉子も一時に枯らしたことがある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
洗濯婆(せんたくばばあ)の例文をもっと
(1作品)
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せんだくばあ
(逆引き)
洗濯婆
(
せんだくばあ
)
さんだつて六十迄も
存
(
ながら
)
へてゐるうちには大英百科全書にもないやうな智識も
獲
(
え
)
たに相違ない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
洗濯婆(せんだくばあ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
せんだくばゞ
(逆引き)
訊いてみると、墓の
主人
(
あるじ
)
は大分以前二十四五で亡くなり、その女房は久しく生き延びて、
洗濯婆
(
せんだくばゞ
)
となつて暮しを立ててゐたが、二三年前に六十幾つかで死んだのでここに合葬したのださうだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
洗濯婆(せんだくばゞ)の例文をもっと
(1作品)
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洗
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
濯
常用漢字
中学
部首:⽔
17画
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
“洗濯婆”で始まる語句
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洗濯
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“洗濯婆”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
島崎藤村
薄田泣菫