“挽出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきいだ50.0%
ひきだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしく挽出ひきいだすを見送みおくつて御機嫌ごきげんよう車夫くるまやさんよくおをつけまをして。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
おもしろいことは、——停車場ていしやば肱下ひぢさがりに、ぐる/\と挽出ひきだすと、もなく、踏切ふみきりさうとして梶棒かぢぼうひかへて、目當めあて旅宿りよしゆくは、とくから、心積こゝろづもりの、明山閣めいざんかくふのだとこたへると、うかね、これ
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)