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挽子
ふりがな文庫
“挽子”の読み方と例文
読み方
割合
ひきこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきこ
(逆引き)
中には叔父も資本の幾分を卸して、車を五、六十台ばかり持って、
挽子
(
ひきこ
)
に貸し車をしている安という物馴れた男もいて真先に働いた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
人力車だって、少し威勢のいい
挽子
(
ひきこ
)
なれば馬車鉄道を見失わない様に、あとをつけるなんぞ、訳なかったものでございますよ。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
戦
(
いくさ
)
だ、まるで戦だね。だが、何だ、帳場の親方も来りゃ、
挽子
(
ひきこ
)
も手伝って、
燈
(
あかり
)
の
点
(
つ
)
く
前
(
めえ
)
にゃ縁の下の
洋燈
(
ランプ
)
の
破
(
こわ
)
れまで掃出した。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挽子(ひきこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
挽
漢検準1級
部首:⼿
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“挽”で始まる語句
挽
挽回
挽歌
挽臼
挽割
挽物
挽割麦
挽茶
挽割麥
挽肉
“挽子”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
犬田卯
樋口一葉
徳田秋声
江戸川乱歩
夢野久作
泉鏡花