“ひきいだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引出87.5%
惹出8.3%
挽出4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがてはりを收むる蜂のごとくその魔性の尾を引縮め車底の一部を引出ひきいだして紆曲うねりつつ去りゆけり 一三三—一三五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
大原は何か話頭わとう惹出ひきいだしてお登和嬢を引留めたし
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
かしく挽出ひきいだすを見送みおくつて御機嫌ごきげんよう車夫くるまやさんよくおをつけまをして。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)