泥塗だみ)” の例文
路が一条ひとすじ胡粉ごふん泥塗だみたように、ずっと白く、寂然しんとして、ならび、三町ばかり、手前どもとおなじかわです、けれども、何だか遠く離れた海際まで、突抜けになったようで
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)