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手馴
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てなれ
ふりがな文庫
“
手馴
(
てなれ
)” の例文
能々
拜見
(
はいけん
)
して
偖
(
さて
)
申やう此御短刀は私し
望
(
のぞみ
)
御座なく候何卒君の
常々
(
つね/″\
)
御
手馴
(
てなれ
)
し方を
戴
(
いたゞ
)
き度
旨
(
むね
)
願ひければ君も
御祕藏
(
ごひざう
)
の短刀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
頼みければ
異議
(
いぎ
)
なく承知し
暫
(
しばら
)
くの内は此處の
食客
(
しよくかく
)
となりしが兵助は
外
(
ほか
)
に覺えし家業も無ければ彼の知音の
世話
(
せわ
)
にて加古川の
船守
(
ふなもり
)
となり
手馴
(
てなれ
)
ぬ
業
(
わざ
)
の
水標棹
(
みなれざを
)
もその
艱難
(
かんなん
)
云ん方なし
然
(
され
)
ど原田兵助は至て
孝心
(
かうしん
)
深
(
ふか
)
き者なれば患難を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“手馴”で始まる語句
手馴付
手馴着