“小篠”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こざさ42.9%
こしの28.6%
こじの14.3%
をざさ14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“小篠”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽3.2%
歴史 > 日本史 > 日本史1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
小太郎は、半分逆上しながら、父と共に登って行った比叡山の、小篠こざさの細径を、想い出した。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
庭へおりて見ると、小篠こざさの芽が、芝にまじって、すこやかな青さで出ていた。そのかげを赤い小蟹こがにが、横走りにけたり、はさみで草を摘んで食べている。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「お侍様というものは……」女役者の阪東小篠こしのは、微妙に笑って云ったものである。「お強くなければなりません」
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
小篠こしのまでの、平坦へいたんな道のように、三五兵衛とお稲の話は、一向それ以上すすまなかった。
八寒道中 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今は芝のやうな小篠こじのの茂れる土手どてがうね/\と南北に走つてゐるのが見える。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
色のない焔はまたたく内に、濛々もうもうと黒煙を挙げ始めた。と同時にその煙の下から、茨や小篠をざさの焼ける音が、けたたましく耳をはじき出した。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)