“篠崎小竹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しのざきしょうちく66.7%
しのざきせうちく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一後藤春草篠崎小竹しのざきしょうちくへ御草稿御見せ。一段の御事に奉存ぞんじたてまつり候。固より二老は天下の大老に御座候間お為に相成候事□余益これ有る可くと存じ奉候。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
仲平が大阪へ修行に出て篠崎小竹しのざきしょうちくの塾に通っていたときに死んだのである。仲平は二十一の春、金子きんす十両を父の手から受け取って清武村を立った。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
頼山道、篠崎小竹しのざきせうちく、それから江間細香えまさいかうのやうな京都に縁故の深かつた昔の人達の名をかうした温泉地に來て聞きつけることも、何とはなしにゆかしい。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)