“小篠堤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をざさづつみ50.0%
をざさつゝみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
却てとく畔倉重四郎は小篠堤をざさづつみにて穀屋平兵衞を殺害せつがいし百兩の金子を奪ひ取り其上富右衞門に罪を負せ事落着らくちやくして富右衞門は御仕置しおきおこなはれけるにぞ我が奸計かんけい好機まんまと行しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
手附手代威儀ゐぎ嚴重げんぢうに控へたり此時伊奈殿しづかに武州幸手宿さつてじゆく穀屋平兵衞の悴平吉同人方支配人五兵衞と呼れ去月廿七日の夜小篠堤をざさづつみ權現堂に於て平兵衞儀殺害にひ懷中の金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取出し漸々やう/\蝋燭らふそくともしければさあ/\音吉注意きをつけて又風に火を取れぬやう急げ/\と急立せきたつれば音吉は見返りつゝ旦那樣近道ちかみちに致しませうかと問に平兵衞如何樣小篠堤をざさつゝみ近道ちかみちを行ふと音吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)