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こしの
ふりがな文庫
“こしの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小篠
50.0%
越野
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小篠
(逆引き)
だが、甲府にいるのも工合がわるいし、
餞別
(
せんべつ
)
までうけたので、彼は、彼への義理みたいに、
仇
(
かたき
)
のいるこの
小篠
(
こしの
)
へ足を向けて来たのだった。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お侍様というものは……」女役者の阪東
小篠
(
こしの
)
は、微妙に笑って云ったものである。「お強くなければなりません」
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
小篠
(
こしの
)
までの、
平坦
(
へいたん
)
な道のように、三五兵衛とお稲の話は、一向それ以上すすまなかった。ここでも自分の冷ややかなものが邪魔をして、女の心を寄せつけないのだ。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大月から猿橋へかかって、桂川の
渡舟
(
わたし
)
に姿を見せた三五兵衛は、その渡舟には乗らないで、
小篠
(
こしの
)
という村の道をたずねた。そして教えられた川添いの道を下へ向って、ゆっくりと歩いていた。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こしの(小篠)の例文をもっと
(2作品)
見る
越野
(逆引き)
「これは僕の手伝いをしていてくれる
越野
(
こしの
)
君です。こちらの婦人は今から二十年以前、区内の近藤産科病院の看護婦を勤めていた宮本せい子さんです」
暗黒星
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ある日、
越野
(
こしの
)
が訪ねて呉れた。
恐ろしき錯誤
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こしの(越野)の例文をもっと
(2作品)
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