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渡舟
ふりがな文庫
“渡舟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わたし
85.3%
わたしぶね
8.8%
おろし
2.9%
わた
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし
(逆引き)
ぞろぞろと、
渡舟
(
わたし
)
を下りた旅人たちが河原から上って来たのである。治郎吉は、お仙のからだを、からだで押すように、足を早めて
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渡舟(わたし)の例文をもっと
(29作品)
見る
わたしぶね
(逆引き)
第二図は
頭巾
(
ずきん
)
冠
(
かぶ
)
りし
裃
(
かみしも
)
の
侍
(
さむらい
)
、町人、
棟梁
(
とうりょう
)
、子供つれし女房、
振袖
(
ふりそで
)
の娘、
物
(
もの
)
担
(
にな
)
ふ下男など
渡舟
(
わたしぶね
)
に
乗合
(
のりあい
)
たるを、船頭
二人
(
ふたり
)
大きなる
煙草入
(
たばこいれ
)
をぶらさげ
舳
(
へさき
)
と
艫
(
とも
)
に立ち
棹
(
さお
)
さしゐる佃の渡しなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
渡舟(わたしぶね)の例文をもっと
(3作品)
見る
おろし
(逆引き)
今日は浦人も城下に出でず、城下より
嶋
(
しま
)
へ渡る者もなければ
渡舟
(
おろし
)
頼みに来る者もなし。夜に入りて波ますます狂い波止場の崩れしかと怪しまるる音せり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
渡舟(おろし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
わた
(逆引き)
翌々日、二人は、
手筈
(
てはず
)
を
諜
(
しめ
)
し合わせて、向島から竹屋へ
渡舟
(
わた
)
った。二人の後から五、六名の
捕手
(
とりて
)
が、平和な顔をして、歩いて行った。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渡舟(わた)の例文をもっと
(1作品)
見る
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“渡舟”で始まる語句
渡舟場
検索の候補
渡舟場
舟渡
沼渡舟
“渡舟”のふりがなが多い著者
吉川英治
作者不詳
小栗虫太郎
木村荘八
高浜虚子
長谷川時雨
国木田独歩
若山牧水
室生犀星
永井荷風