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渡舟
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わたしぶね
ふりがな文庫
“
渡舟
(
わたしぶね
)” の例文
第二図は
頭巾
(
ずきん
)
冠
(
かぶ
)
りし
裃
(
かみしも
)
の
侍
(
さむらい
)
、町人、
棟梁
(
とうりょう
)
、子供つれし女房、
振袖
(
ふりそで
)
の娘、
物
(
もの
)
担
(
にな
)
ふ下男など
渡舟
(
わたしぶね
)
に
乗合
(
のりあい
)
たるを、船頭
二人
(
ふたり
)
大きなる
煙草入
(
たばこいれ
)
をぶらさげ
舳
(
へさき
)
と
艫
(
とも
)
に立ち
棹
(
さお
)
さしゐる佃の渡しなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
河原を駈け出して、城太郎は、
渡舟
(
わたしぶね
)
の中へ飛び乗っていた。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そして
渡舟
(
わたしぶね
)
までご一緒にまいりましょう。」
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“渡舟”で始まる語句
渡舟場