“恟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
びっく32.1%
すく26.8%
ぎょ23.2%
おび3.6%
びっ3.6%
びつく3.6%
1.8%
きょう1.8%
ぎよ1.8%
びッ1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“恟”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸51.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と膝の下にある懐剣を抜くより早く、咽喉のどへガバリッと突き立てましたから、孝助はびっくりし、あわてゝすがり付き、
名告なのりながらぴったり振冠ふりかぶった時は、水司又市も驚いたの驚かないの、びっくり致して少しあと退さがる。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
老僧は、まだ何か、いいつづけていたが、馬の大声にすくんで、急に口をつぐんだ。劉備はそのしおに、堂の外へ出てきた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すくあしの田楽役者たちも、ぜひなく、高時の影をめぐり、また、ツレ舞しては、再び踊った、踊り狂った。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、口々に喚いて、門の前に立ち塞がった侍たちの白刃しらはを見て、今度は、より以上、ぎょッとすくんでしまった。
夕顔の門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『あの金は、わずかの物に相違あるめえが、僅の物を返せというのに、何をぎょッとしているのだ。よこせ、此っへ!』
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——それは武人自身でなく、むしろ暗鬱あんうつな戦国の下に長くおびえいじけて来た民心にたいして、
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
指を切った僅かな血にも、女ばかりはおびえがちな寮に、魁偉かいい優婆塞うばそくと美男の浪人が、果し合いの白刃を抜き交わしたので、老女や多くの侍女こしもとは唯あれあれと、一所ひとところに群れ寄って、廊下は時ならぬ花壇かだんとなる。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と宗觀も音助もびっくり致しました。絶え/″\に成っていました新吉はのりに染った手を突き、耳をたって聞いております。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
母親おやの為にんな真似をなすった、わたしも通りかゝって見世へ休んだとき、おっかさんの看病にはびっくりした、孝心なことで、ア云う娘をとかげでお前さんを実にめていたので一層の心配をします
はー、わたし彼奴あいつが取りにた時びつくりしましたよ、だけれども莨入たばこいれを忘れてつたよ。
(和)茗荷 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
うも彼所あすこかららしつたかと思ふとじつびつくりするくらゐなもので、わたくし毎度まいどまゐりますがうも遠いのに恐入おそれいりましたよ
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
すみのような長い廊下を途中で曲がって小さい灯が一ツ風にじながらおどおど奥へすすんで行く。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕は大きくうなずいて、そんなことは平気ですと博士に合図したが、内心ではきょう々としていた。
宇宙女囚第一号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
由三はぎよツとして眼を啓けた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)