“惆然”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
惆然ちゅうぜんとして牛の歩みを運ぶ平次の人間らしさを、八五郎は黙って見やるのでした。柳原やなぎわらの道には夏の陽が一パイに射しておりました。
と、惆然ちゅうぜんと独り嘆じていたところだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひとり惆然ちゅうぜんとして、つぶやくのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)