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減毀
ふりがな文庫
“減毀”の読み方と例文
読み方
割合
げんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんき
(逆引き)
嗚呼
(
あゝ
)
天地味ひなきこと久し、花にあこがるゝもの誰ぞ、月に
嘯
(
うそぶ
)
くもの誰ぞ、人世の
冉々
(
ぜん/\
)
として
減毀
(
げんき
)
するを
嗟
(
さ
)
し、
惆
(
ちう
)
として命運の
私
(
わたくし
)
しがたきを慨す。
哀詞序
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
歴史の頁数は年毎に其厚さを加ふれど、思想界の領地は
聊爾
(
いさゝか
)
も
減毀
(
げんき
)
せらるゝを見ず。
恰
(
あたか
)
も是れ渡船に乗じて往来する人の面は常に異なれど、渡頭、船を呼ぶの声は尽くる時なきが如し。
思想の聖殿
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
彼は情熱を余りある程に持ちながら、一種の寂滅的思想を以て之を
減毀
(
げんき
)
しつゝあるなり。彼がトラゼヂーの大作を成さゞるは、他にも原因あるべけれど、主として此理あればなるべし。
情熱
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
減毀(げんき)の例文をもっと
(3作品)
見る
減
常用漢字
小5
部首:⽔
12画
毀
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“減”で始まる語句
減
減殺
減少
減額
減俸
減却
減算
減食
減退
減食法