トップ
>
『哀詞序』
ふりがな文庫
『
哀詞序
(
あいしじょ
)
』
歓楽は長く留り難く、悲音は尽くる時を知らず。よろこびは春の華の如く時に順つて散れども、かなしみは永久の皷吹をなして人の胸をとゞろかす、会ふ時のよろこびは別るゝ時のかなしみを償ふべからず。はたまた会ふ時の心は別るゝ時の心の万分の一にだも長から …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「評論 十二號」女学雜誌社、1893(明治26)年9月9日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
称
(
と
)
蹙
(
きはま
)
長
(
とこ
)
過
(
すぐ
)
毀
(
そこな
)
自
(
おのづ
)
賞
(
たゝ
)
安
(
いづ
)
玩弄
(
ぐわんろう
)
零
(
お
)
憫
(
あは
)
雨
(
ふ
)
相距
(
あひへだゝ
)
焔
(
ほむら
)
鑿
(
うが
)
徒
(
いたづ
)
完
(
まつた
)
嗟
(
さ
)
啻
(
た
)
荊棘
(
けいきよく
)
人間
(
じんかん
)
私
(
わたくし
)
近
(
ちかづ
)
蟄
(
ちつ
)
惆
(
ちう
)
滋
(
うる
)
悪
(
にく
)
尠
(
すく
)
嗚呼
(
あゝ
)
厭
(
いと
)
冀
(
ねが
)
傲然
(
がうぜん
)
酬
(
むく
)
鴿
(
はと
)
躬
(
み
)
順
(
したが
)
両
(
ふた
)
蛛網
(
ちゆまう
)
脆
(
もろ
)
紙鳶
(
たこ
)
称
(
とな
)
瞋恚
(
しんい
)
減毀
(
げんき
)
明然
(
あきらか
)
揚
(
あ
)
幾何
(
いくばく
)
嘯
(
うそぶ
)
剪
(
き
)
凌
(
しの
)
享
(
う
)