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涵
ふりがな文庫
“涵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひた
89.2%
うるお
2.7%
たゝ
2.7%
つか
2.7%
みた
2.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひた
(逆引き)
仲間の抜荷買連中と共に
逸早
(
いちはや
)
く旅支度をして豊後国、
日田
(
ひた
)
の天領に入込み、人の余り知らない山奥の
川底
(
かわそこ
)
という温泉に
涵
(
ひた
)
っていた。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
涵(ひた)の例文をもっと
(33作品)
見る
うるお
(逆引き)
真っすぐな白く削られた
間柱
(
まばしら
)
や新しく
鉋
(
かんな
)
をかけられた扉や
窓框
(
まどわく
)
は、特に朝、木材が露に
涵
(
うるお
)
っているときには、清潔で風通しが良さそうな外観をあたえ
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
涵(うるお)の例文をもっと
(1作品)
見る
たゝ
(逆引き)
邦家の事
曷
(
いづく
)
んぞ長舌弁士のみ能く知るところならんや、別に満腔の悲慨を
涵
(
たゝ
)
へて、生死悟明の淵に一生を憂ふるものなからずとせんや。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
涵(たゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つか
(逆引き)
水に
涵
(
つか
)
つた桃林を、人は
雨外套
(
レインコート
)
の襟をたてて足ばやに、暗いはうへ消えていつた。
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
涵(つか)の例文をもっと
(1作品)
見る
みた
(逆引き)
「あの空を
涵
(
みた
)
してゆく影は地球のどの辺の影になるかしら。あすこの雲へゆかないかぎり今日ももう日は見られない」
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
涵(みた)の例文をもっと
(1作品)
見る
涵
漢検1級
部首:⽔
11画
“涵”を含む語句
涵養
涵徳亭
包涵
浸涵
涵々
涵澹然
涵養物
茹涵
黄仲涵
“涵”のふりがなが多い著者
杉山萠円
近松秋江
徳田秋声
梶井基次郎
中井正一
幸田露伴
小島烏水
直木三十五
北原白秋
夢野久作