“涵々”の読み方と例文
読み方割合
ひたひた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車輪を洗ふ許りに涵々ひたひたと波の寄せてゐる神威古潭かむゐこたんの海岸を過ぎると、銭函駅に着く。汽車はそれから真直ましぐらに石狩の平原に進んだ。
札幌 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)