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うるお
ふりがな文庫
“うるお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潤
51.9%
湿
23.1%
霑
9.0%
沾
8.3%
濡
5.1%
涵
0.6%
沽
0.6%
浥
0.6%
裛
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潤
(逆引き)
「日本酒よりかえっていいのよ。後で頭が痛くならないから。」と
咽喉
(
のど
)
の焼けるのを
潤
(
うるお
)
すために、飲残りのビールをまた一杯干して
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
うるお(潤)の例文をもっと
(50作品+)
見る
湿
(逆引き)
他の
良人
(
りょうじん
)
は彼等の妻の墓を飾るに
菫菜草
(
すみれそう
)
と
薔薇花
(
ばらのはな
)
とを以てするなれど我がパマカスはポーリナの聖なる遺骨を
湿
(
うるお
)
すに慈善の
香乳
(
こうにゅう
)
を
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
うるお(湿)の例文をもっと
(36作品)
見る
霑
(逆引き)
いたく古びてところどころ
古綿
(
ふるわた
)
の現われし衣の、火に近き
裾
(
すそ
)
のあたりより湯気を放つは、朝の雨に
霑
(
うるお
)
いて、なお
乾
(
ほ
)
すことだに得ざりしなるべし。
たき火
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
うるお(霑)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
沾
(逆引き)
これを
粥
(
かゆ
)
としまた
鰹節
(
かつぶし
)
を
煮出
(
にだ
)
して
用
(
もちう
)
れば大に
裨益
(
ひえき
)
あればとて、
即時
(
そくじ
)
、
价
(
しもべ
)
を
馳
(
は
)
せて
贈
(
おく
)
られたるなど、余は
感泣
(
かんきゅう
)
措
(
お
)
くこと
能
(
あた
)
わず、
涕涙
(
ているい
)
しばしば
被
(
ひ
)
を
沾
(
うるお
)
したり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
うるお(沾)の例文をもっと
(13作品)
見る
濡
(逆引き)
また
四斗樽
(
しとだる
)
三箇を備えて、血と臓物を貯えしが、皆ことごとく腐敗して悪臭
生温
(
なまぬる
)
く呼吸を圧し、敷きたる筵は湿気に濡れ、じとじとと
濡
(
うるお
)
いたり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うるお(濡)の例文をもっと
(8作品)
見る
涵
(逆引き)
真っすぐな白く削られた
間柱
(
まばしら
)
や新しく
鉋
(
かんな
)
をかけられた扉や
窓框
(
まどわく
)
は、特に朝、木材が露に
涵
(
うるお
)
っているときには、清潔で風通しが良さそうな外観をあたえ
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
そしてわれわれはわれわれを囲む真実を絶えず染みこまされ、それに
涵
(
うるお
)
されることによってのみ、はじめて崇高なもの高貴なものを把握することができるのである。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
うるお(涵)の例文をもっと
(1作品)
見る
沽
(逆引き)
といって、袖の中から
剪刀
(
はさみ
)
を出して喉を突いた。
老媼
(
ばあや
)
はびっくりして剪刀をもぎとったが、血は傷口から溢れ出て襟を
沽
(
うるお
)
した。老媼はそれで珊瑚を大成の叔母にあたる王という家へ
伴
(
つ
)
れていった。
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
うるお(沽)の例文をもっと
(1作品)
見る
浥
(逆引き)
「野逕蕭条蛩語哀。木犀秋雨浥蒼苔。板輿昨日游春地。今日何堪展墓来。」〔野逕蕭条トシテ蛩語哀シ/木犀秋雨蒼苔ヲ
浥
(
うるお
)
ス/板輿昨日游春ノ地/今日何ゾ堪ヘン墓ニ
展
(
まい
)
リ来ルヲ〕そして註に一七日を
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
うるお(浥)の例文をもっと
(1作品)
見る
裛
(逆引き)
渭城
(
いじょう
)
の朝雨、軽塵を
裛
(
うるお
)
す
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
うるお(裛)の例文をもっと
(1作品)
見る
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