“浥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あま20.0%
あませり20.0%
うる20.0%
うるお20.0%
うるほす20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわれみとる蒲公たんぽぽくきみじかくして乳をあませり
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
あわれしる蒲公たんぽぽけいみじこうして乳をあませり
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
渭城ゐじやうの朝雨、軽塵をうるほす
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「野逕蕭条蛩語哀。木犀秋雨浥蒼苔。板輿昨日游春地。今日何堪展墓来。」〔野逕蕭条トシテ蛩語哀シ/木犀秋雨蒼苔ヲうるおス/板輿昨日游春ノ地/今日何ゾ堪ヘン墓ニまいリ来ルヲ〕そして註に一七日を
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
憐しる蒲公たんぽぽ茎短して乳をうるほす
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)