“うるおい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
43.8%
潤沢37.5%
湿12.5%
湿潤6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれ趣致おもむきなきはなけれど、ここのはそれらとはさまかわりて、巌という巌にはあるが習いなる劈痕さけめ皺裂ひびりほとんどなくして、光るというにはあらざれど底におのずからうるおいを含みたる美しさ
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
帰郷前よりも一層潤沢うるおいをもって来たお今の目などの、浅井に対する物思わしげな表情を、お増は見遁みのがすことができなかった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)