“四斗樽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しとだる94.7%
よんとだる5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ややあわい影ではありましたが、モーニングの上に、確かに首らしいものが出ています。その頭がまた四斗樽しとだるのように大きいのです。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
四斗樽しとだるを両手に提げながら、足駄あしだ穿いて歩くと云う嘉助は一行中で第一の大力だった。忠次が心の裡で選んでいる三人の中の一人だった。
入れ札 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「……とうんだ四斗樽よんとだるよりまだ少し大きい籠を三個陸揚げすることを頼まれたなア。持ち上げようとすると、それは何が入っているのか三人でやっと上るほどの重さじゃった。……」
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)