“ぬら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヌラ
語句割合
77.8%
8.3%
5.6%
湿2.8%
2.8%
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでいてあがるものはというと、牛乳を少しと、鶏卵ばかり。熱が酷うござんすから舌が乾くッて、とおし、水でしているんですよ。
誓之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それは第一に足がしたくない上に、山の皺というものは裾になるほど多いから、上で一回廻るべき角は、中腹以下で数回廻らねばならぬためである。
峠に関する二、三の考察 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
昔は六十を超えたる老人はすべてこの蓮台野へ追い遣るのありき。老人はいたずらに死んでうこともならぬ故に、日中は里へ下り農作して口をしたり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
熱い涙は思はず知らず流れ落ちて、零落れた袖を湿したのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
蒲團いた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
子供相手のおもちゃ売り、かすかな儲けで三人の口を、したり干したり、から意気地のねえ今だ。一両の日当と聞いては飛び立つばかりだ。仕事は何だか知らねえが、あっしも男一匹さ。
沓掛時次郎 三幕十場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)