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寤
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ご
ふりがな文庫
“
寤
(
ご
)” の例文
然れども
僅
(
わづ
)
かに現在の「生」を
覗
(
うかゞ
)
ひ知ることを得るなり、現在の「生」は夢にして「生」の後が
寤
(
ご
)
なるべきや否や、吾人は之をも知る能はず。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
身躰四肢必らずしも人間の運作を示すにあらず、別に人間大に
施為
(
せゐ
)
するところあり。ひそかに思ふ、終に
寤
(
さめ
)
ざるもの真の
寤
(
ご
)
か。終に寐せざるもの真の寐か。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
寤
(
ご
)
果して寤か、
寐
(
び
)
果して寐か、我是を疑ふ。
深山
(
しんざん
)
夜に入りて籟あり、人間昼に於て声なき事多し。
寤
(
さ
)
むる時人真に寤めず、寐る時往々にして至楽の境にあり。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
寤
漢検1級
部首:⼧
14画
“寤”を含む語句
寤寐
居寤
人寤
寤寝切
居寤清水
悔寤
感寤
日子寤間