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御情
ふりがな文庫
“御情”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おなさけ
41.7%
おんなさけ
41.7%
おこゝろ
8.3%
おなさ
8.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなさけ
(逆引き)
「
御情
(
おなさけ
)
だよ、頂戴しな。」と
痩
(
や
)
せたる
掌
(
てのひら
)
に握らすれば、屠犬児は樹に
魚
(
うお
)
を獲たる心地、呆れて
窪
(
くぼ
)
める眼を
睜
(
みは
)
りぬ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御情(おなさけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
おんなさけ
(逆引き)
今、この瞳に宿れる
雫
(
しずく
)
は、母君の
御情
(
おんなさけ
)
の露を取次ぎ参らする、
乳
(
ち
)
の
滴
(
したたり
)
ぞ、と
袂
(
たもと
)
を傾け、差寄せて、
差俯
(
さしうつむ
)
き、はらはらと落涙して
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御情(おんなさけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
おこゝろ
(逆引き)
去年使ふてやつた恩も忘れ上人様に胡麻摺り込んで、
強
(
たつ
)
て
此度
(
こんど
)
の仕事を
為
(
せ
)
うと身の分も知らずに願ひを上げたとやら、清吉の話しでは上人様に
依怙贔屓
(
えこひいき
)
の
御情
(
おこゝろ
)
はあつても
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
御情(おこゝろ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おなさ
(逆引き)
羊の御厄介になったり、
蚕
(
かいこ
)
の御世話になったり、綿畠の
御情
(
おなさ
)
けさえ受けるに至っては
贅沢
(
ぜいたく
)
は無能の結果だと断言しても好いくらいだ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御情(おなさ)の例文をもっと
(1作品)
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御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“御情”で始まる語句
御情合
御情思
御情意
検索の候補
御懇情
御厚情
御同情
御情合
御情思
御情意
御家人風情
不相變御厚情蒙
“御情”のふりがなが多い著者
巌谷小波
尾崎紅葉
高山樗牛
作者不詳
夏目漱石
樋口一葉
幸田露伴
泉鏡花