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大刀
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たち
ふりがな文庫
“
大刀
(
たち
)” の例文
それは美濃の國のアヰミ河の河上の
喪山
(
もやま
)
という山になりました。その持つて
切
(
き
)
つた
大刀
(
たち
)
の名はオホバカリといい、またカンドの劒ともいいます。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
その余の者は思い思いの半裸のすがた、
抜身
(
ぬきみ
)
の
大刀
(
たち
)
を肩にした数人の者を先登に、あとは一抱えもあろうかと思われるばかりの
檜
(
ひのき
)
の丸太を四五人して
舁
(
かつ
)
いで参る者もあり
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
素襖
(
すあを
)
の
柿
(
かき
)
のへたながら、
大刀
(
たち
)
の切字や
手爾遠波
(
てにをは
)
を、正して点をかけ
烏帽子
(
ゑぼし
)
、悪く
謗
(
そし
)
らば片つはし、棒を
背負
(
しよ
)
つた挙句の果、此世の名残執筆の荒事、筆のそつ首引つこ抜き、
硯
(
すゞり
)
の海へはふり込むと
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そこでその大神の髮を
握
(
と
)
つてその室の屋根のたる木ごとに結いつけて、大きな巖をその室の戸口に塞いで、お妃のスセリ姫を
背負
(
せお
)
つて、その大神の寶物の
大刀
(
たち
)
弓矢
(
ゆみや
)
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
その余の者は思ひ思ひの半裸のすがた、
抜身
(
ぬきみ
)
の
大刀
(
たち
)
を肩にした数人の者を先登に、あとは一抱へもあらうかと思はれるばかりの
檜
(
ひのき
)
の丸太を四五人して
舁
(
かつ
)
いで参る者もあり
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
▼ もっと見る
ここにアメノオシヒの命とアマツクメの命と二人が石の
靫
(
ゆき
)
を負い、
頭
(
あたま
)
が
瘤
(
こぶ
)
になつている
大刀
(
たち
)
を
佩
(
は
)
いて、強い弓を持ち立派な矢を挾んで、
御前
(
みまえ
)
に立つてお仕え申しました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
大刀
(
たち
)
を振りかざし
掛声
(
かけごえ
)
も猛に、どこやらの
邸
(
やしき
)
から持ち出したものでございましょう、重たげな
長櫃
(
ながびつ
)
を四五人連れで
舁
(
か
)
いて渡る足軽の姿などは、一々目にとめている
暇
(
いとま
)
もなくなります。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
昼日なかの大路を、
大刀
(
たち
)
を振りかざし
掛声
(
かけごえ
)
も猛に、どこやらの
邸
(
やしき
)
から持ち出したものでございませう、重たげな
長櫃
(
ながびつ
)
を四五人連れで
舁
(
か
)
いて渡る足軽の姿などは、一々目にとめてゐる
暇
(
いとま
)
もなくなります。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“大刀”の意味
《名詞》
(ダイトウ)
「たち」の漢字表記。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“大刀”で始まる語句
大刀聞達
大刀自
大刀打
大刀疵
大刀老人
大刀関勝